Q.レミケードの配合変化は?
A.
他の注射剤、輸液等との混合は避けてください。
亜鉛イオンや鉄イオンの存在下で不溶性の凝集体を形成し、ブドウ糖液との配合変化も認められている1)ことから、輸液や高カロリー輸液とも同様に配合変化が起こる可能性が考えられます。
電子化された添付文書の記載には、以下の記載があります。
14. 適用上の注意
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.2 投与経路及び投与速度(抜粋)
本剤は独立したラインにて投与するものとし、他の注射剤、輸液等と混合しないこと(ブドウ糖注射液等の汎用される注射液でも配合変化が確認されているため)。また、原則、2時間以上をかけて緩徐に点滴静注すること。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅳ.製剤に関する項目 8.他剤との配合変化(物理化学的変化) |
[管理番号:11127]
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[ 2024年10月 更新 ]
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