ラジカットQ&A

Q.ラジカット注(アンプル製剤)を投与する際、希釈せずに原液のまま投与してもよいですか?

A.
脳梗塞急性期およびALSのいずれの疾患に投与する場合でも、電子化された添付文書(電子添文)6. 用法及び用量に従い、原液のままではなく、適当量の生理食塩液等で用時希釈して投与してください。

なお、希釈時の液量や希釈後の濃度に関する規定はありません。
1回の投与当たり、脳梗塞急性期は1管(30mg)を30分かけて、ALSは2管(60mg)を60分かけて、それぞれ投与するのに相応しい液量でお願いします。

<参考>
ラジカットの注射剤には、アンプル製剤の他にバッグ製剤(30mg/100mL)があります。

ラジカット注(アンプル製剤)の電子添文には、以下の記載があります。
6. 用法及び用量
〈脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善〉
通常、成人に1回1管(エダラボンとして30mg)を適当量の生理食塩液等で用時希釈し、30分かけて1日朝夕2回の点滴静注を行う。
発症後24時間以内に投与を開始し、投与期間は14日以内とする。
〈筋萎縮性側索硬化症(ALS)における機能障害の進行抑制〉
通常、成人に1回2管(エダラボンとして60mg)を適当量の生理食塩液等で用時希釈し、60分かけて1日1回点滴静注を行う。
通常、本剤投与期と休薬期を組み合わせた28日間を1クールとし、これを繰り返す。第1クールは14日間連日投与する投与期の後14日間休薬し、第2クール以降は14日間のうち10日間投与する投与期の後14日間休薬する。

[管理番号:11459]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

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[ 2024年7月 更新 ]

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