A.
高齢者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9.8 高齢者
低用量から投与を開始すること。一般に肝機能、その他生理機能が低下していることが多い。
高齢健康成人(外国人)に投与したとき、オメプラゾールのクリアランスが低下し、消失半減期が延長したとの報告があります1)。
また、国内の使用成績調査※における副作用発現症例率は、65歳以上の高齢者が81/3,628例(2.23%)、15~64歳の非高齢者が173/10,214例(1.69%)で、高齢者で有意に高くなりました(p<0.05、χ2検定)2)。
※胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群を対象とした使用成績調査
参考資料: |
1) |
Regardh CG:SCAND J GASTROENTEROL SUPPL/21/S118/00099~00104/1986 |
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2) |
竹内 利江子 他:新薬と臨床/48/5/00632~00647/1999 |
[管理番号:10509]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年12月 更新 ]