A.
<用法及び用量>
規格によって崩壊時間が異なるよう製剤設計されており、用法及び用量が異なります。
・オキナゾール腟錠100mg:
1日1回1錠を腟深部に挿入し、6日間継続使用する。
なお、真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は、オキナゾール腟錠100mgを更に1日1回1錠6日間継続使用する。
・オキナゾール腟錠600mg:
1週1回1錠を腟深部に挿入する。
なお、真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は、オキナゾール腟錠600mgを更に1回1錠使用する。
<有効性>
いずれの規格も、適応症は「カンジダに起因する腟炎及び外陰腟炎」です。
二重盲検比較試験を含む臨床試験の評価対象における有効率(1週)は下記の通りでした1)-9)。
・オキナゾール腟錠100mg:89.5%(231/258例)
・オキナゾール腟錠600mg:88.5%(247/279例)
<副作用>
承認時までおよび使用成績調査の副作用発現頻度は下記の通りでした10)。
・オキナゾール腟錠100mg:0.32%(11/3,476例)
・オキナゾール腟錠600mg:0.43%(15/3,519例)
参考資料: |
1) |
水野 重光 他:産婦人科の世界/41/3/00253~00260/1989 |
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2) |
林 博章 他:基礎と臨床/23/7/02863~02869/1989 |
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3) |
三輪 是 他:基礎と臨床/23/7/02871~02877/1989 |
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4) |
松原 穣介 他:薬理と治療/17/6/02949~02958/1989 |
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5) |
曽我 賢次 他:基礎と臨床/23/8/03309~03319/1989 |
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6) |
辰田 一郎 他:薬理と治療/17/6/02959~02966/1989 |
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7) |
内藤 博之 他:薬理と治療/17/7/03643~03653/1989 |
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8) |
松井 和夫 他:基礎と臨床/23/8/03320~03330/1989 |
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9) |
インタビューフォーム Ⅴ.治療に関する項目 3.臨床成績 |
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10) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 |
[管理番号:3380]
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[ 2024年10月 更新 ]