ノバスタンQ&A

Q.血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)でのノバスタンの使い方は?

A.
電子化された添付文書には、以下の記載があります。

6. 用法及び用量
〈血液体外循環〉
通常、成人に、体外循環開始時に1管(アルガトロバン水和物として10mg)を回路内に投与し、体外循環開始後は毎時2.5管(アルガトロバン水和物として25mg)より投与を開始する。凝固時間の延長、回路内凝血(残血)、透析効率及び透析終了時の止血状況等を指標に投与量を増減し、患者毎の投与量を決定するが、毎時0.5~4管(アルガトロバン水和物として5~40mg)を目安とする。

<参考>
まず透析開始時に1管を回路内に投与します(プライミング)。プライミングはノバスタンを回路内に注入して循環させるか、生理食塩液にノバスタンを添加して行ってください。
透析開始後は、薬物注入器(シリンジポンプ)の容量に合わせてノバスタンを回路内に持続注入します。血液灌流後に急速注入しないでください1)
参考資料: 1) ノバスタンHITポケットブック(NOV-334E-)

[管理番号:10229]

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[ 2024年5月 更新 ]

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