Q.リプルの投与速度は?
A.
リプルの投与速度について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
6. 用法及び用量
効能又は効果 | 用法及び用量 |
慢性動脈閉塞症 (バージャー病、 閉塞性動脈硬化症) | 通常、成人1日1回1~2mL(アルプロスタジルとして5~10μg)をそのまま又は輸液に混和して緩徐に静注、又は点滴静注する。なお、症状により適宜増減する。 |
進行性全身性硬化症 全身性エリテマトーデス |
糖尿病における皮膚潰瘍 |
振動病 |
動脈管依存性先天性心疾患 | 輸液に混和し、開始時アルプロスタジル5ng/kg/minとして持続静注し、その後は症状に応じて適宜増減して有効最小量とする。 |
経上腸間膜動脈性門脈造影 | 通常、成人には1回1mL(アルプロスタジルとして5μg)を生理食塩液で10mLに希釈し、造影剤注入30秒前に3~5秒間で経カテーテル的に上腸間膜動脈内に投与する。 |
<参考>
「緩徐に」という表現については、ワンショットでは5~10mLを3~5分、点滴では1mL/分を目安とすると紹介している資料があります
1)。
参考資料: |
1) |
工藤 明宏 他:日本医事新報//4151/00090~00090/2003 |
[管理番号:751]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年1月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。