A.
心不全が重篤な場合は禁忌に該当し、非重篤な場合は投与する際に注意が必要です。電子化された添付文書には、以下の記載があります。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 重篤な心不全の患者
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心不全の患者(重篤な心不全の患者を除く)
心不全の増強傾向があらわれることがある。
リプルを重篤な心不全を合併する症例に投与した場合、冠動脈スチール現象、血管拡張による血液の末梢静脈へのプールによる冠血流量の低下または肺の血管透過性亢進による肺水腫の増悪などにより心不全が悪化することがあります1)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由(原則禁忌を含む) |
[管理番号:11578]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年1月 更新 ]