A.
高齢者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
8. 重要な基本的注意
〈慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)、進行性全身性硬化症、全身性エリテマトーデス、振動病、糖尿病における皮膚潰瘍〉
8.2 心不全、肺水腫、胸水があらわれることがあるので、循環状態(血圧、脈拍等)を十分に観察すること。特に高齢者は心機能等生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
<参考>
成人対象疾患(経上腸間膜動脈性門脈造影を除く)を対象とした使用成績調査における副作用発現症例率は3.37%(203/6,017例)であり、そのうち、70歳以上の副作用発現症例率は2.16%(56/2,596 例)でした1)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 |
[管理番号:11574]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年1月 更新 ]