A.
調剤時の注意点について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
〈レボメプロマジンマレイン酸塩散・顆粒〉
14.1.1 接触皮膚炎、蕁麻疹等の過敏症状を起こすことがあるので、直接の接触を極力避け、付着のおそれのあるときはよく洗浄すること。
〈レボメプロマジンマレイン酸塩顆粒〉
14.1.2 特殊被膜を施してあるので、調剤時、乳棒で強く混和しないこと。
レボトミン等のフェノチアジン系薬剤には接触性皮膚炎の報告があります1)。
レボトミン顆粒10%には、調剤時の接触性皮膚炎防止のために特殊被膜が施されていますが、レボトミン散10%、50%には、接触性皮膚炎防止のための製剤的な工夫は施されていません。
参考資料: |
1) |
木村 恭一:皮膚科の臨床【皮膚臨床】/27/12/01285〜01289/1985 |
[管理番号:4590]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます