A.
NMOSDはイムセラの効能又は効果※ではありません。
イムセラの投与にあたっては、NMOSDと多発性硬化症(MS)の鑑別を十分に行って下さい。
国内臨床試験では、NMOSD症例に特徴的な脊髄長大病変[1]を有する症例は除外されていました[2]。
NMOSD症例の多くで陽性となる抗アクアポリン4抗体(抗AQP4抗体)[1]に関しては、国内臨床試験に抗AQP4抗体陽性のMS患者が4例組み入れられており、いずれも原疾患との関連が疑われる重篤な有害事象(胸部不快感、脊髄炎再発、白質脳症、視神経脊髄炎)が報告されています[2]。
※イムセラの効能又は効果は、「多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制」です。
| 参考資料: |
[1] |
日本神経学会:多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン 2023 p.7~10 |
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[2] |
適正使用ガイド 2.イムセラの投与を開始する前に 【効能又は効果】、【用法及び用量】の確認 |
[管理番号:9347]
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[ 2025年10月 更新 ]