イムセラQ&A

Q.イムセラ投与中に眼科学的検査を実施するタイミングは?

A.
投与開始3~4ヵ月後及び視覚障害が認められた場合には、眼底検査を含む眼科学的検査を実施して下さい[1]。
糖尿病の患者又はブドウ膜炎の既往歴のある患者では、黄斑浮腫が発現するリスクが増大するため、投与開始前及び投与中にも定期的に検査を実施して下さい[1]。定期的な検査は、投与開始1、3、6ヵ月後、それ以降は6ヵ月ごとを目安として下さい[2]。

※外国臨床試験において認められた黄斑浮腫は、多くが投与開始3~4ヵ月までに発現していたことから、電子化された添付文書では「投与開始3~4ヵ月後」とされています[2]が、投与開始前と投与3ヵ月以内の検査が推奨されます[3]。

黄斑浮腫が発現した場合は、イムセラの投与を中断し、適切な処置を行って下さい。臨床試験において、黄斑浮腫の発現後にイムセラを継続投与した経験はありません。回復後の投与再開については、有益性と危険性を慎重に評価した上で判断して下さい[2]。
参考資料: [1] 電子化された添付文書
[2] インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 5.重要な基本的注意とその理由
[3] 適正使用ガイド 3.注意すべき副作用とその対策 黄斑浮腫

[管理番号:9275]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

このQ&Aは参考になりましたか?

[ 2025年10月 更新 ]

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。

イムセラQ&A一覧へ

製品Q&Aへ

くすり相談センターお問い合わせ(受付時間 9時~17時30分 土日・祝日・弊社休日を除く) 0120-753-280 0120-753-280

ID・パスワードを
お忘れの方はこちら