A.
高齢者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。心機能、肝機能及び免疫機能等が低下していることが多い。
多発性硬化症患者を対象とした国内使用成績調査(全例調査)では、フィンゴリモド製剤の使用歴がある患者を除いた初回投与集団の安全性解析対象症例1,624例のうち、65歳以上の高齢者は37例でした。高齢者の副作用発現割合は19/37例(51.35%)で、主な副作用の発現割合は、リンパ球数減少5/37例(13.51%)、帯状疱疹4/37例(10.81%)、白血球数減少4/37例(10.81%)でした1)。
参考資料: |
1) |
再審査申請資料概要 1.4.5.2 高齢者(65歳以上) |
[管理番号:15719]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年1月 更新 ]