A.
妊婦への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験で催奇形作用(マウス:骨格異常、外形異常)及び胎児毒性(マウス、ラット:致死)が報告されている。
【生殖発生毒性試験】器官形成期投与試験1)
マウス及びラットに10~400mg/kg/日を経口投与した結果、マウスでは10mg/kg/日以上で胎児致死作用、50mg/kg/日以上で催奇形作用(脊椎骨奇形、口蓋裂、肢端あるいは躯幹先端部の奇形)が認められ、ラットでは200mg/kg/日以上で胎児致死作用が認められた。また、ラットの感受期に単回経口投与した結果、400mg/kg/日以上で胎児致死作用、600mg/kg/日で催奇形作用(外形奇形)が認められた。
妊婦における有効性・安全性及び胎児への影響について、弊社で検討した臨床データはありません。
参考資料: |
1) |
有行 史男 他:基礎と臨床/8/11/03401~03416/1974 |
[管理番号:6586]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]