ゲーベンQ&A

Q.腎機能障害患者・透析患者へのゲーベンの使用は?

A.
腎機能障害患者への使用について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。

9.2 腎機能障害患者
本剤の代謝が抑制され、副作用が強くあらわれるおそれがある。

腎機能障害のある患者では排泄が低下し、薬物の蓄積が生じるおそれがあります1)

弊社にて腎機能障害患者・透析患者にゲーベンクリームを使用して薬物動態等を検討したデータはありません。
ご参考までに、ラットに対して110mAg-スルファジアジン銀クリームおよび35S-スルファジアジン銀クリームをそれぞれ単回経皮投与したときの主排泄経路は、110mAgは糞、35Sは尿でした。48時間の尿中への累積排泄率は、正常皮膚および熱傷皮膚に経皮投与した場合、110mAgはいずれも0.1%以下、35Sは5.0%および51.8%でした2)


キーワード:腎障害
参考資料: 1) インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 5.慎重投与内容とその理由
2) 鈴木 晶子 他:薬理と治療/8/10/03657~03681/1980

関連するQ&Aはこちら

[管理番号:11303]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

このQ&Aは参考になりましたか?

[ 2024年7月 更新 ]

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。

ゲーベンQ&A一覧へ

製品Q&Aへ

くすり相談センターお問い合わせ(受付時間 9時~17時30分 土日・祝日・弊社休日を除く) 0120-753-280 0120-753-280

ID・パスワードを
お忘れの方はこちら