Q.ゲーベンと他剤とを併用する場合の注意点は?
A.
他剤と混合して使用しないで下さい1)。
塩化物を含む消毒液(塩化ベンザルコニウム等)と混ざり、その後曝光すると変色するおそれがあるので、軟膏ベラはよく清拭して用いて下さい1)。
製品が変色している場合はスルファジアジン銀が他の物質と反応している可能性がありますので、使用しないで下さい。
銀はタンパク質、特にSH基と強固に結合することが知られています2)。外皮用酵素製剤と併用する場合、ゲーベンに含有されている銀が酵素のSH基と結合して酵素活性を減弱させる可能性があります1)。
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
|
2) |
内田 眞志 他:防菌防黴/31/11/00695~00704/2003 |
[管理番号:11301]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年8月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。