ゲーベンQ&A

Q.ゲーベンの長期または広範囲・大量使用時に懸念される点は?

A.
電子化された添付文書には、以下の記載があります。​

8. 重要な基本的注意
8.1 サルファ剤の全身投与の場合と同様の副作用があらわれるおそれがあるので、長期使用は避けること。
8.3 広範囲熱傷に使用した場合、本剤中のプロピレングリコールにより、高浸透圧状態を来すことがあるので、定期的に血清浸透圧を測定し異常が認められた場合には、休薬等の適切な処置を行うこと。特に乳児、幼児、小児の場合注意すること。

スルファジアジン銀クリームの大量かつ広範囲の使用により、多量のプロピレングリコールが吸収され、血清浸透圧が上昇したとする報告があります1)-3)
参考資料: 1) Fligner CL, et al.:JAMA/253/11/01606~01609/1985
2) Kulick MI, et al.:J TRAUMA/20/3/00223~00228/1980
3) Bekeris L, et al.:AM J CLIN PATHOL/72/4/00633~00636/1979

[管理番号:11300]

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[ 2024年7月 更新 ]

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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