A.
食事がガストロームの薬物動態に与える影響を検討したデータはありません。
なお、胃潰瘍を対象とした初期臨床第Ⅱ相試験において、ガストロームを食前および食後に8週間投与※し、食事が有効性に及ぼす影響を検討した結果、最終内視鏡判定の改善度(治癒の割合)は、食前投与が38.5%(5/13例)、食後投与が35.3%(6/17例)でした1)。
※エカベトナトリウム水和物として0.5g/回を食前投与(毎食前+就寝前の1日4回)および食後投与(毎食後+就寝前の1日4回)。
ただし、ガストロームの承認された用法及び用量は以下の通りです。
6. 用法及び用量
通常、成人には本剤を1回1.5g(エカベトナトリウム水和物として1g)、1日2回(朝食後、就寝前)経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
参考資料: |
1) |
三好 秋馬 他:PROGRESS IN MEDICINE/11/2/00293~00303/1991 |
[管理番号:6328]
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[ 2023年12月 更新 ]