Q.ガストロームの作用機序は?
A.
ガストロームは経口投与により胃粘膜へ直接作用します1)2)。
主な薬理作用は以下の通りです。
・胃粘膜被覆保護(バリアー)作用3)4)。
・ペプシン活性抑制作用1)5)-7)
・H. pyloriに対するウレアーゼ活性阻害作用を伴う殺菌作用8)9)
・内因性プロスタグランジン増加作用10)11)
・防御因子増強作用2)5)10)
・胃粘膜損傷形成抑制作用1)2)12)、潰瘍治癒促進作用13)
参考資料: |
1) |
Onoda Y, et al.:JAPANESE JOURNAL OF PHARMACOLOGY/51/1/00065~00073/1989 |
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2) |
Onoda Y, et al.:JAPANESE JOURNAL OF PHARMACOLOGY/52/4/00631~00638/1990 |
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3) |
三澤 正 他:新薬と臨牀/40/4/00727~00732/1991 |
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4) |
浅田 修二 他:臨牀と研究/71/9/02439~02443/1994 |
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5) |
浅田 修二 他:PROGRESS IN MEDICINE/11/2/00335~00342/1991 |
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6) |
井上 正規 他:PROGRESS IN MEDICINE/11/2/00327~00334/1991 |
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7) |
Ito Y, et al.:JPN J PHARMACOL/62/2/00169~00174/1993 |
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8) |
Shibata K, et al.:ANTIMICROB AGENTS CHEMOTHER/39/6/01295~01299/1995 |
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9) |
芝田 和夫 他:田辺製薬研究報告(1993年)p.1~5 |
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10) |
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11) |
Kinoshita M, et al.:BIOL PHARM BULL/16/12/01220~01225/1993 |
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12) |
阿部 真一郎 他:新薬と臨牀/40/4/00719~00724/1991 |
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13) |
Onoda Y, et al.:ARZNEIMITTEL-FORSCHUNG/DRUG RESEARCH/41/5/00546~00548/1991 |
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[ 2023年12月 更新 ]
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