A.
重大な副作用は以下の通りです1)。
なお、副作用に関する最新情報につきましては、電子化された添付文書をご確認ください。
11.1 重大な副作用
11.1.1 眼圧亢進、緑内障(いずれも頻度不明)
眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。
11.1.2 後嚢白内障、緑内障(いずれも頻度不明)
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)※によりあらわれることがある。
※軟膏、クリームのみ
<参考>
副腎皮質ステロイド剤による緑内障の概要2)
〔初発症状〕
初期には全く無症状で、あっても充血、虹輪視、羞明、霧視、軽い眼痛、頭痛程度です。進行すると視野欠損、視力低下を来します。なお、幼児では流涙、角膜混濁、角膜径拡大などを認めることがあります。
〔好発時期〕
副腎皮質ステロイド薬投与後の眼圧上昇までの期間はさまざまで、薬物の種類、投与方法、投与量、投与頻度、他の眼科疾患あるいは全身疾患の有無など多くの因子に依存します。投与後1~2週間ほどで眼圧上昇を来す症例がある一方で、短期間では副腎皮質ステロイド薬による眼圧上昇が証明されていない症例でも長期使用で眼圧上昇を来すことがあり、注意を要します。
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
|
2) |
厚生労働省:重篤副作用疾患別対応マニュアル 緑内障(令和元年9月改定)
https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/adr-info/manuals-for-hc-pro/0001.html |
[管理番号:16127]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年10月 更新 ]