Q.小児へのフルコートの使用は?
A.
電子化された添付文書には、以下の記載があり、用法及び用量は年齢により区別されておりません。
6. 用法及び用量
通常、1日1~数回、適量を患部に塗布(噴霧※1)する。
なお、症状により適宜増減する。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
長期・大量使用[又は密封法(ODT)※2]により発育障害を来すおそれがある。
また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること。
※1 スプレーのみ
※2 軟膏、クリームのみ
乳幼児の皮膚は表皮層が薄く、角質層の発達も十分でないことから、バリア機能が低下して経皮吸収が亢進した状態となりやすいことが知られています1)。
参考資料: |
1) |
西岡 清:皮膚外用薬の選び方と使い方 改訂第5版(2022年)p.4 |
[管理番号:15904]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年10月 更新 ]
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