Q.遅発性ジスキネジア(TD)を早期発見・予防するためには、どのようにすればよいですか?
A.
早期発見には、患者自身・家族にTDのことを前もって理解して頂くことが重要です。
統合失調症薬物治療ガイドライン1)では、「第一世代抗精神病薬よりも第二世代抗精神病薬を選択する方が望ましい。」とされています。
重篤副作用疾患別対応マニュアル ジスキネジア2)では、予防するためには「抗精神病薬や制吐剤を投与する場合には、遅発性ジスキネジアのリスクがあることを充分に把握した上で使用し、総投与量が多くなりすぎないように薬剤量を決定する。漫然投与にも注意を払うべきである。」とされています。
参考資料: |
1) |
日本神経精神薬理学会 編集:統合失調症薬物治療ガイドライン2022 p.67~69 |
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2) |
重篤副作用疾患別対応マニュアル ジスキネジア(令和4年2月改定)(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1c.html(2022年3月3日に利用) |
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[ 2023年11月 更新 ]
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