デノシンQ&A

Q.妊婦へのデノシンの投与は?

A.
妊婦又は妊娠している可能性のある女性はデノシンの禁忌に該当し、電子化された添付文書には、以下の記載があります。

1. 警告
1.3 動物実験において、催奇形性、遺伝毒性及び発がん性のあることが報告されていることを患者に説明し慎重に投与すること。

2. 禁忌
2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.4 生殖能を有する者
9.4.1 妊娠する可能性のある女性が使用する場合、投与期間中は有効な避妊を行うよう指導すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ウサギ、静脈内投与)で、妊孕性の低下、催奇形性(外形異常等)及び遺伝毒性があることが報告されている。

15. その他の注意
15.2 非臨床使用に基づく情報
15.2.4 胎盤通過性:ex vivoヒト胎盤モデルにおいてガンシクロビルは胎盤を透過することが報告されている。ガンシクロビル濃度が1~10μg/mLにおいて、ガンシクロビルの透過に飽和が認められなかったことから、胎盤通過のメカニズムは主として単純拡散によるものと考えられる。

妊婦における有効性・安全性及び胎児への影響について、弊社で検討した臨床データはありません。

[管理番号:10426]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

このQ&Aは参考になりましたか?

[ 2024年12月 更新 ]

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。

デノシンQ&A一覧へ

製品Q&Aへ

くすり相談センターお問い合わせ(受付時間 9時~17時30分 土日・祝日・弊社休日を除く) 0120-753-280 0120-753-280

ID・パスワードを
お忘れの方はこちら