Q.デノシンの配合変化は?
                  
                    
                      A.
                      配合変化が起こりやすいので、他剤(希釈用の補液は除く)との混注はしないでください1)。
デノシンは強アルカリ性製剤(注射用水10mLに1バイアル溶かした液:pH10.8~11.4)であり1)、pHが10.6より低下すると白濁、白色結晶を析出します2)。
側管から他剤を投与する場合は、デノシンの投与を一度中止し、生理食塩水などでフラッシュしてから投与してください。
<参考>
                      
                       
                    
                      
                        
                            
                            | 参考資料: | 1) | 電子化された添付文書 | 
                            
                            |  | 2) | 福嶋 豁行 他:注射剤の配合変化 第二版 (2002年)p.2977~p.2979 | 
                          
                      
                     
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                    [ 2024年11月 更新 ]
                   
                  
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