Q.シアナマイドの作用機序は？
A.
肝臓中のアルデヒド脱水素酵素（ALDH2）を阻害する1)ことにより、体内のアセトアルデヒドの分解を抑制し、蓄積させることで、アルコール摂取による宿酔の不快な症状を生じさせるものと考えられています。ただし、血中のアセトアルデヒドの濃度と症状とが相関しないとの指摘もあり、他の要因が関与している可能性もあります2)。
| 参考資料： |
1) |
Deitrich RA, et al.：Biochem. Pharmacol.／25／02733～02737／1976 |
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2) |
インタビューフォーム Ⅵ．薬効薬理に関する項目 2．薬理作用 |
［管理番号：411］
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[ 2024年4月 更新 ]
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