A.
配合剤としては検討しておりません。有効成分のテネリグリプチン、カナグリフロジン、それぞれについては次の通りです。
●テネリグリプチン1)
健康成人(外国人、6例)に、[14C]標識テネリグリプチン20mgを単回経口投与したとき、投与後216時間までに投与放射能の45.4%が尿中に、46.5%が糞中に排泄されました。また、投与後120時間までの投与量に対する未変化体、代謝物M1、M2及びM3の累積尿中排泄率は、それぞれ14.8%、17.7%、1.4%、1.9%であり、未変化体、M1、M3、M4及びM5の累積糞中排泄率は、それぞれ26.1%、4.0%、1.6%、0.3%及び1.3%でした。
●カナグリフロジン2)
健康成人(外国人、6例)に、[14C]標識カナグリフロジン192mg※を単回経口投与したとき、投与後168時間までに、投与された放射能の32.5%が尿中に、60.4%が糞中に排泄されました。投与後48時間までの尿中にカナグリフロジンは認められず、代謝物M5(13.3%)及びM7(17.2%)が認められました。また、糞中には、カナグリフロジン(41.5%)、M7(3.2%)及びM9(7.0%)が認められました。
※カナグリフロジンの用法及び用量は、「通常、成人にはカナグリフロジンとして100mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。」です。
参考資料: |
1) |
Nakamaru Y, et al.:XENOBIOTICA/44/3/00242~00253/2014 MINES:091450 |
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2) |
カナグリフロジン マスバランス試験(社内資料) |
[管理番号:14141]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年10月 更新 ]