セレジストQ&A

Q.甲状腺疾患など内分泌疾患を合併する患者へのセレジストの投与は?

A.
甲状腺疾患など内分泌異常のある患者では、臨床症状の観察や必要に応じて血中ホルモン濃度(TSH、プロラクチン等)を測定することが望ましいとされています1)

内分泌異常のある患者(甲状腺疾患患者)5例に投与された承認までの臨床試験(セレジスト錠5mg[普通錠])では、血圧・脈拍数に関する副作用は認められませんでした。しかしながら、第Ⅲ相試験における血清中ホルモン濃度測定では投与8週後におけるTSHの異常高値発現率が11.7%(プラセボ群は2.4%)、52週後におけるTSHの異常高値発現率が6.1%(プラセボ群は2.5%)でした2)
参考資料: 1) インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意
2) 金澤 一郎 他:臨床医薬/13/16/4169~4224/1997

[管理番号:10960]

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