Q.服用のタイミングを昼か夜に変えてもよいか?朝服用の理由は?
A.
カナグルの用法は朝食前又は朝食後です。
昼あるいは夜の服用についての有効性・安全性は検討していません。
国内第Ⅰ相反復投与試験において、カナグルを1日1回・朝食前に投与し、24時間持続する腎尿糖再吸収阻害作用が認められた1)ため、1日1回の投与となりました。
国内臨床試験では1日1回朝食前投与にて有効性及び安全性を検討しましたが、食事の影響を検討した国内臨床試験2)では、血中のカナグリフロジン未変化体のAUCは食事の影響を受けず、また、食事によるCmax の低下が認められたものの血糖低下作用に及ぼす影響は小さいと想定されたことから、朝食前又は朝食後の投与となりました3)。
参考資料: |
1) |
2型糖尿病患者を対象とした臨床薬理試験(社内資料) |
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2) |
健康成人を対象とした食事の影響試験(社内資料) |
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3) |
インタビューフォーム V.治療に関する項目 3.用法及び用量 |
[管理番号:11255]
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[ 2024年7月 更新 ]
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