Q.カナグルの重大な副作用は?
A.
重大な副作用は以下の通りです。
なお、副作用に関する最新情報につきましては、電子化された添付文書をご確認ください。
1.低血糖(4.8%)
低血糖があらわれることがあります。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行い、α-グルコシダーゼ阻害薬との併用時にはブドウ糖を投与してください1)。
〔主な自覚症状〕お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下2)
2.脱水(0.1%)
口渇、多尿、頻尿、血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には、休薬や補液等の適切な処置を行ってください。脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓・塞栓症等を発現した例が報告されています1)。
〔主な自覚症状〕喉が渇く、体重が減る、立ちくらみ、めまい、疲れやすい、体に力が入らない、手足がつる2)
3.ケトアシドーシス(頻度不明)ケトアシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシスを含む)があらわれることがあります1)。
〔主な自覚症状〕意識の低下、吐き気、嘔吐、腹痛2)
4.腎盂腎炎(0.1%)、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)(頻度不明)、敗血症(頻度不明)
腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)があらわれ、敗血症(敗血症性ショックを含む)に至ることがあります1)。
〔主な自覚症状〕2)
腎盂腎炎:寒気、ふるえ、発熱、背中を叩くと痛い
フルニエ壊疽:陰部の痛み、発熱、体がだるい、陰部の皮膚が赤~赤紫色に腫れる、痛みを伴う水ぶくれができただれたりする
敗血症:発熱、悪寒、脈が速くなる、体がだるい
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
|
2) |
患者向医薬品ガイド |
[管理番号:11028]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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