Q.授乳婦へのカナグルの投与は?
A.
授乳婦への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されており、哺育期間中に出生児の体重増加抑制や幼若動物の腎盂の拡張、尿細管の拡張が認められている。
【乳汁への移行性】1)
分娩後13 日の授乳ラットに、[14C]標識カナグリフロジン5mg/kg を単回経口投与したところ、乳汁/母体血漿中放射能濃度比は試料採取した全ての時点において1.05~1.55 、AUC0-48h の乳汁/母体血漿比は1.40であった。
授乳婦に投与したときの母乳への移行性や有効性・安全性について、弊社で検討した臨床データはありません。
参考資料: |
1) |
ラット乳汁中への移行性(社内資料) |
[管理番号:10721]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]
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