A.
■子宮内膜症1):
子宮内膜症の確定診断は極めて難しく、また類似疾患(悪性腫瘍、子宮筋腫等)の合併例も多いことから、類似疾患との鑑別に留意してください。また、投与中、腫瘤が増大したり、臨床症状の改善がみられない場合は、漫然と使用せず投与を中止してください。
■乳腺症1):
月経前又は月経中を避けて診断を行ってください。その際、症状(自発痛、圧痛、腫瘤・硬結)が持続性であることを確認してください(月経開始とともに腫瘤・硬結が消失あるいは著しく縮小するものや疼痛が消失するものは生理的な月経前緊張症の範囲と考えられるため)。また症状が消失した場合は投与を中止してください(ホルモン剤の無用な長期投与を避けるため)。
乳腺症の効能・効果を有するのは錠100mgのみです。錠200mgは有していません。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.重要な基本的注意とその理由及び処置方法 |
[管理番号:11526]
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[ 2023年7月 更新 ]