Q.帯状疱疹発症後は、どれくらいの間隔を空ければ水痘ワクチンを接種できますか?
A.
帯状疱疹発症後、水痘ワクチンを接種可能になるまでの期間については、定められたものがありません。
以下を参考に、接種不適当者に該当しないことを確認の上、接種をご判断ください。
・米国の予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)では「帯状疱疹を発症している場合は、病期の急性期が終わり、症状が軽減するまでワクチン接種を延期すべきである。」としています1)。
・帯状疱疹の治療として抗ウイルス薬を使用している場合、抗ウイルス薬によってワクチンウイルスの増殖が抑えられ、効果が十分に得られない可能性があります。米国小児科学会のRedBookでは「アシクロビル等の抗ウイルス薬は、水痘を含むワクチン接種の1日前から21日後まで投与を避けるべきである。」との記載があり、抗ウイルス薬投与完了後1日以上の間隔をあけて接種いただく方が良いと考えられます2)。
・水痘などの感染症罹患後は、体調の回復をみるために治癒後2~4週間の間隔をあけることが目安とされています3)。
参考資料: |
1) |
Dooling KL, et al.:MMWR Morb Mortal Wkly Rep/67/3/103~108/2018 |
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2) |
米国小児科学会 編、岡部 信彦 監修:最新感染症ガイド R-Book 2018-2021(日本版Red Book) p.879 |
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3) |
一般社団法人日本ワクチン産業協会:予防接種に関するQ&A集2023 p.46 Q8 |
[管理番号:14896]
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[ 2024年1月 更新 ]
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