A.
帯状疱疹予防目的での接種対象者は50歳以上であるため、50歳未満の方への接種は適応外です1)。
適応外接種により重大な副反応が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度による救済を受けられない可能性があります。
<参考>
公知申請を経て帯状疱疹の予防が効能・効果に追加された際、以下の理由により、接種対象者は50歳以上とされました2)。
・水痘ワクチンと本質的に同じ薬剤であるとされた海外の帯状疱疹ワクチン(ZOSTAVAX)の効能・効果が、50歳以上における帯状疱疹の予防であること2)。
・帯状疱疹の発症率は50歳以上で上昇することが知られており、帯状疱疹の予防を目的とした水痘ワクチンの接種は50歳以上が対象と想定されたこと2)3)。
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
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2) |
審査報告書(平成28年2月8日) p.8~9 |
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3) |
外山 望:日臨皮会誌/29/6/00799~00804/2012 |
[管理番号:14884]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年1月 更新 ]