Q.感染症罹患後、どれくらいの間隔をあければワクチンを接種できますか?
A.
感染症に罹患した場合には、全身状態の改善を待って接種します1)。
医学的には、個体の免疫状態の回復を考え、麻しんに関しては治癒後4週間程度、風しん、水痘及びおたふくかぜ等の疾病については治癒後2~4週間程度の間隔をおいて接種します。その他のウイルス性疾患(突発性発疹、手足口病、伝染性紅斑等)に関しては治癒後1~2週間程度の間隔をおいて接種します1)。
しかし、いずれの場合も一般状態を主治医が判断し、対象疾病に対する予防接種のその時点での重要性を考慮して決定して下さい1)。
キーワード:風邪、麻疹、風疹
参考資料: |
1) |
公益財団法人予防接種リサーチセンター:予防接種ガイドライン2024年度版 p.38 |
[管理番号:1111]
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[ 2024年7月 更新 ]
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