A.
3回以上の接種も可能です。
「小児内科」の予防接種Q&A 改訂第3版では、「仮に、麻疹や風疹の確実な罹患歴や抗体検査が陽性であったとしても、そのためにMRワクチンを接種して健康被害が生じる可能性は理論的に考えられない。」とされています1)。また、接種回数が増えることにより副反応が増大するという報告はありません。
ワクチンを接種しても抗体価が上昇しないことがあります2)が、日本環境感染学会の「医療関係者のためのワクチンガイドライン」においては、抗体価が上昇する（基準を満たす）まで接種を続けるのではなく、1歳以上で2回の接種記録を残すことを大前提とするとされています3)。必要に応じて接種をご検討ください。
| 参考資料： |
1) |
片岡 正：小児内科／45／増刊号／P424／2013 |
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2) |
庵原 俊昭：小児感染免疫／23／1／00089～00095／2011 |
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3) |
日本環境感染学会：医療関係者のためのワクチンガイドライン 第3版（2020年）p.S5～S11 |
［管理番号：15012］
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[ 2023年11月 更新 ]
