A.
規定どおり接種できなかった場合については、検討が行われておりませんので、エビデンスとして提示できるものがありません。しかし、免疫を確保するために、ジフテリア、破傷風、百日咳についてはDPT又はDPT-IPVのいずれかを計4回接種することで基礎免疫が完了していると考え、その不足分を任意接種扱いで接種するとよいと考えられます1)。
任意接種において定められたスケジュールはありませんので、医師と被接種者の間で相談の上で決定してください。
なお、DPT-IPVの適応は15歳未満です。15歳以上の方には、DPTワクチンと単味の不活化ポリオワクチンの任意接種を検討して頂くことが可能です。
キーワード:接種スケジュールが乱れた場合
参考資料: |
1) |
一般社団法人日本ワクチン産業協会:予防接種に関するQ&A集2023 p.159 Q4 |
[管理番号:14756]
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[ 2024年1月 更新 ]