A.
ゴービックの安全性について、1回目治験薬接種時月齢が生後2か月以上43か月未満(推奨月齢:生後2か月以上7か月未満)となる健康乳幼児を対象に実施された3つの国内臨床試験で評価しました。臨床試験の詳細は、電子化された添付文書およびインタビューフォームをご覧ください。
【皮下接種(BK1310-J01試験+BK1310-J03試験:ゴービック皮下接種群)】1)2)
〇副反応の発現率は90.0%(287/319例)でした。
〇発現率が5%以上の副反応のうち、特定有害事象(治験薬接種後14日目までに発現したワクチン接種時に特有の反応※)として、注射部位紅斑、注射部位硬結、注射部位腫脹、注射部位疼痛、発熱、過眠症、泣き、ワクチン接種後の易刺激性、不眠症、食欲減退が見られました。
〇発現率が5%以上の副反応のうち、即時反応(治験薬接種後30分以内に発現した反応)として、注射部位紅斑が見られました。
〇発現率が5%以上のその他の副反応は見られませんでした。
〇重篤な副反応として川崎病が2例認められましたが、いずれも心血管後遺症なく回復しました。死亡例は認められませんでした。
【筋肉内接種(BK1310-J02試験:ゴービック筋肉内接種群)】1)2)
〇副反応の発現率は93.9%(31/33例)でした。
〇発現率が5%以上の副反応のうち、特定有害事象(治験薬接種後14 日目までに発現したワクチン接種時に特有の反応※)として、注射部位紅斑、注射部位硬結、注射部位腫脹、発熱、泣き、過眠症、不眠症、食欲減退、ワクチン接種後の易刺激性が見られました。
〇発現率が5%以上の副反応のうち、即時反応(治験薬接種後30分以内に発現した反応)として、注射部位紅斑が見られました。
〇発現率が5%以上のその他の副反応は見られませんでした。
〇重篤な副反応および死亡例は認められませんでした。
※接種部位の反応(発赤、腫脹、硬結、疼痛)および全身性の反応(発熱、易刺激性、号泣、食欲減退、睡眠減少、睡眠増加)
参考資料: |
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申請資料概要:2.7 臨床概要 |
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2) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 |
[管理番号:17162]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年3月 更新 ]