A.
アンプラーグは、吸収において食事の影響を受けると考えられています。
健康成人にアンプラーグ錠100mgを単回経口投与したときの最高血中濃度到達時間(Tmax)は、絶食時投与が0.5時間、食後投与が1.2時間であり、絶食時に統計学的に有意に短くなりました(p<0.05、対応のないt検定)。CmaxおよびAUC0→∞は、絶食投与が0.60μg/mLおよび0.51μg・hr/mL、食後投与が0.36μg/mLおよび0.36μg・hr/mLと、絶食時に高くなりましたが、統計学的な有意差はありませんでした(対応のないt検定)1)。
絶食時・食間投与における有効性・安全性を検証した臨床試験は実施されていないため、承認用法の通り、食後に投与して下さい。
※電子化された添付文書
6. 用法及び用量
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
参考資料: |
1) |
ヒトにおけるMCI-9042製剤の吸収に及ぼす食事の影響(社内資料) |
[管理番号:3861]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年11月 更新 ]