Q.アンプラーグの吸収は?
A.
健康成人にアンプラーグ錠を経口投与したときの尿中、糞中へのサルポグレラート塩酸塩(未変化体)および代謝物の排泄率を検討した結果より、経口吸収率は50%以上と推定されます1)。
吸収部位に関して、ラットの消化管各部位に14C-サルポグレラート塩酸塩を注入して1時間後の吸収率を算出した結果、吸収率は小腸上部が最も高く、次いで十二指腸、小腸下部、直腸、小腸中部の順であり、それぞれ88.6%、88.5%、83.3%、80.8%、65.2%でした。胃からの吸収率は最も低く、7.5%でした2)。
参考資料: |
1) |
小松 貞子 他:薬物動態/6/3/00353~00375/1991 |
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2) |
小松 貞子 他:薬物動態/6/3/00377~00398/1991 |
[管理番号:1463]
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[ 2023年11月 更新 ]
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