A.
妊婦への投与について、電子化された添付文書には以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット)で胚胎児死亡率増加及び新生児生存率低下が報告されている。
<生殖発生毒性試験>
ラットの器官形成期投与試験(40、160、640mg/kg経口)において、160mg/kg以上で胚胎児死亡率増加が認められました。催奇形性は認められませんでした1)。
ラットの周産期及び授乳期投与試験(25、80、240mg/kg 経口)において、80mg/kg 以上で新生児生存率の低下が認められました2)。
妊婦における有効性・安全性及び胎児への影響について、弊社で検討した臨床データはありません。
参考資料: |
1) |
平井出 良彦 他:薬理と治療/19/S003/00717~00729/1991 |
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2) |
平井出 良彦 他:薬理と治療/19/S003/00731~00740/1991 |
[管理番号:10538]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年11月 更新 ]