A.
授乳婦への投与について、電子化された添付文書には以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている。
<乳汁への移行性>
分娩後7日目のラットに14C-サルポグレラート塩酸塩20mg/kgを単回経口投与したとき、乳汁中放射能濃度は投与後徐々に増加し、投与後8時間で最高濃度(1.32μg/mL)を示しました1)。
授乳婦に投与したときの母乳への移行性や有効性・安全性について、弊社で検討した臨床データはありません。
参考資料: |
1) |
小松 貞子 他:薬理と治療/19/S000/00741~00748/1991 |
[管理番号:10537]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年11月 更新 ]