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花粉症に対する効果的なマネジメントとは？

【演者】

地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター　診療局長 兼 耳鼻咽喉科 主任部長
川島 佳代子 先生

2021年春の花粉の飛散量は2020年と比較し、大幅増となった地域が多かった。今年の飛散は例年に比べ飛散開始が早く、飛散開始から本格飛散までの期間が短かったことにより、重症化する患者も存在した。花粉の飛散状況で患者の症状も変化することから、飛散開始初期からの対応が重要となる。近年、花粉症治療は様々な選択肢が使えるようになったが、花粉症症状をコントロールするには、いかに患者により適切な治療方法を提示できるかどうかが重要である。本セミナーでは、薬物療法など様々な治療法を用いた花粉症に対する効果的なマネジメントを概説する。