第17号 2017年12月発行

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Zoom Up ─医療行政最前線─

PDF 重症度、医療・看護必要度が2018年度改定で大きく方向転換の可能性も/7対1と10対1で重症患者割合の活用方法をそろえる方向を模索(1684KB)

  • 医療ジャーナリスト 鳥海 和輝 氏

2018年度の次期診療報酬改定に向けた議論が中央社会保険医療協議会(以下、中医協)で行われています。入院医療やDPC制度については下部組織で検討が進み、具体的な改革後の姿も…

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医療行政の基礎知識/地域包括ケアにおける医療マネジメント

PDF 医療行政の基礎知識:医師も罰則つき上限規制の対象に救急医療提供などをどう確保するべきか/地域包括ケアにおける医療マネジメント:地域包括ケアにおける外来・在宅医療の連携①(989KB)

安倍内閣の進める「働き方改革」の一環で、勤務医も労働者として罰則つきの時間外労働の上限規制などの対象になると決まりました。具体的な仕組みは次のとおりで、労働基準法の改正が…

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Network大阪市医療圏

PDF 「住吉スタディー」をベースに地域の医師が糖尿病医療の向上をめざして活動。(2072KB)

  • 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター 糖尿病内分泌内科主任部長 馬屋原 豊 先生
  • 権藤診療所 院長 権藤 純 先生
  • 医療法人希望会 辻村内科循環器科 院長 辻村 英一郎 先生
  • 医療法人武内医院 院長 高山 淳美 先生
  • 医療法人河南医院 院長 河南 里江子 先生

Point of View
①病院の糖尿病専門医と地域の医師が勉強会や臨床研究を通じて連携
②「糖尿病連携手帳」を連携パスとして活用し、病院と診療所の機能的な併診を実現
③病診連携によるインスリン導入の有効性を臨床的に証明

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Network京都・乙訓医療圏

PDF 院内の多職種が糖尿病性腎症の透析予防に動き、地域への働きかけも進めて連携の強化を図る。(2512KB)

  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院腎臓内科部長 宮田 仁美 先生
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院内分泌・糖尿病内科部長 長嶋 一昭 先生
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院医務部薬剤科科長 小林 由佳 先生
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院栄養科科長代行 川手 由香 氏
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院看護部 中川 励孝 氏
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院検査科 小山 賢 氏
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院リハビリテーション部 西田 毅之 氏
  • 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院地域医療福祉連携室 岡村 篤志 氏

Point of View
①慢性腎臓病(CKD)の進行抑制を目的に多職種による「チームキドニー」を立ち上げる
②内分泌・糖尿病内科が担う「糖尿病性腎症にしない」と、腎臓内科が担う「透析にしない」の強固な連携を構築
③「チームキドニー」を母体とする糖尿病性腎症の透析予防ワーキンググループが活動の方向性を決め、実務を担うミッションチームが指導用テキストのバージョンアップなどを行う

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Network愛知県

PDF 患者のライフステージごとの対応を求められる糖尿病医療を大学病院と診療所の連携でカバー。(1726KB)

  • 藤田保健衛生大学医学部 内分泌・代謝内科学 教授/藤田保健衛生大学病院 糖尿病ケアサポートセンター長 鈴木 敦詞 先生
  • 松山医院 院長/藤田学園同窓会 会長 松山 裕宇 先生
  • 医療法人葵鐘会 ロイヤルベルクリニック 院長 丹羽 慶光 先生
  • 学校法人藤田学園 藤田保健衛生大学病院 食養部課長 伊藤 明美 氏
  • 学校法人藤田学園 藤田保健衛生大学病院 看護副主任 吉田 久美 氏

Point of View
①日本糖尿病療養指導士(CDEJ)資格取得促進と課題解決、情報共有のための多職種による「糖尿病ケアサポートチーム(DST)」を大学病院内に結成
②内分泌・代謝内科に「糖尿病ケアサポートセンター」を置き、診療所からの紹介患者などをスムーズに受け入れる「DST外来」をスタート
③妊娠糖尿病に対し、大学病院の内分泌・代謝内科と産婦人科、地域の産科診療所とが連携して診療

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

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