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花粉症

スギ・ヒノキ花粉飛散の経年変化と治療対策

【ライブ配信】 2020年1月24日(金) 19:00 ~ 19:40(終了)

スギ・ヒノキ花粉飛散の経年変化と治療対策

【演者】

竹野 幸夫先生 広島大学大学院医系科学研究科 耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学 教授
竹野 幸夫 先生

スギ・ヒノキ花粉症で悩む人は全国津々浦々に多くいるが、時期・地域によっても様々な特徴がある。例えば西日本では林野庁の森林面積のデータからも、相対的にヒノキの比率が高いことが知られている。
その影響もあり、広島県ではスギ花粉の飛散量は2013年を境に減少傾向である一方で、ヒノキ花粉の飛散量は増加傾向にある。各花粉の年度別抗原陽性率も、スギ花粉は横ばい傾向であるが、ヒノキ花粉は2010年より増加傾向にある。スギ・ヒノキ花粉への重複感作症例が増加に伴い、抗原曝露期間がより長くなるケースが増加することが推定される。
花粉症の薬物療法の選択にあたっても、好酸球浸潤に伴う慢性鼻閉型を含めた対応が今後重要になることが予想される。

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