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神経型ベーチェット病診断のピットフォール

【演者】

北里大学医学部 膠原病・感染内科学　教授
廣畑 俊成 先生

ベーチェット病は、再発性口腔内アフタ性潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍、眼病変を主症状とし、急性の炎症発作を繰り返しつつ遷延した経過をとる原因不明の炎症性疾患です。
加えて副症状として、関節炎、副睾丸炎、消化器病変、血管病変、中枢神経病変がありますが、その中でも生命予後を左右する可能性のある特殊病型は早期に診断することが重要になります。
しかしながら、ベーチェット病の臨床像は多岐にわたっており、鑑別診断に難渋するケースや診断までに時間を要するケースも少なくありません。
本セミナーではベーチェット病診断のポイントに加え、神経型ベーチェット病診断のピットフォールについて解説します。