Webセミナー

上記のライブ配信時間は同様の講演内容です。

ゼップバウンドの基礎と臨床

～作用機序からエビデンスまで～

【演者】

⼭梨⼤学⼤学院 糖尿病・内分泌内科学教室　教授
土屋 恭一郎 先生

肥満や肥満症の発症には、他の慢性疾患と同様に遺伝的な要因、生育や発達における要因、社会的要因などを含むさまざまな要因が関係する。
また、“オベスティスティグマ”と呼ばれる“肥満者に対する社会的偏見・差別”が存在し、このような誤った理解は適切な治療の機会を奪う可能性がある。
本講演では、肥満症治療を適切に行うために、肥満症の病態について解説し、新たな肥満症治療薬として誕生したチルゼパチドについて、インクレチンホルモンの機序と役割から国内第Ⅲ相臨床試験(SURMOUNT-J試験)について紹介し、今後の肥満症治療の在り方について考察する。