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Brain healthを意識した多発性硬化症の治療戦略

【演者】

九州大学大学院 医学研究院 神経内科学　教授
磯部 紀子 先生

近年、日本で使用できる多発性硬化症（MS）の疾患修飾薬の選択肢が増えた。世界においても、より多くの患者がより早期に治療を受けられるようになることで、以前と比べ患者集団として病態の進行が抑えられ、病状が軽症化していることが報告されている。ここでは、身体機能だけでなく患者のbrain healthも守る、より高い次元での治療を実現する戦略について紹介する。