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「多発性硬化症・視神経脊髄炎診療 ガイドライン2017」のポイント

【演者】

金沢医科大学　神経内科学　教授
松井 真 先生

「多発性硬化症・視神経脊髄炎診療ガイドライン2017（以下2017年版と略）」は「多発性硬化症治療ガイドライン2010（以下2010年版と略）」の内容を受け継ぎ、その後の研究成果や臨床経験の蓄積を取り入れてまとめられ発表されました。2010年版は治療に特化した内容でしたが、2017年版では中枢神経系炎症性脱髄疾患全般の診療の手引き書として、医療者のみならず該当疾患の患者およびその家族の情報源として使用されることを目指して作成されています。
今回のセミナーでは、2017年版の多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)部分にフォーカスして診断、治療および予後のポイントとフィンゴリモドのエビデンスと適正使用方法について解説していただきます。