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Diabetes Evolution

〜Advocacy, Incretin & Beyond〜

【演者】

順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科　教授
野見山 崇 先生

　糖尿病の日常診療の現場では、HbA1cの目標達成に至らない人が今も多数います。2型糖尿病の診療においては、クリニカルイナーシャを回避し、血糖と体重を早期から管理し、適切な治療を適切なタイミングで患者さんにお届けする必要があります。
　本講演では、早期に治療介入をおこなう重要性を解説し、治療機会の損失につながるスティグマを解消するアドボカシー活動をご紹介したうえで、新たな治療選択肢の一つに加わったGIP/GLP-1受容体作動薬について適正使用の観点から、その可能性と臨床現場でどのように活かしていくのかについて紹介します。