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糖尿病

腎症を合併した2型糖尿病治療の新時代

【ライブ配信】 2019年4月24日(水) 19:00 ~ 19:40(終了)

腎症を合併した2型糖尿病治療の新時代

【座長】

加来 浩平先生 川崎医科大学 特任教授
加来 浩平 先生

【演者】

深水 圭先生 久留米大学医学部内科学講座 腎臓内科部門 主任教授
深水 圭 先生

 糖尿病性腎臓病(DKD)はわが国における透析導入の原疾患として最多であり、心血管イベント発症リスク上昇に直結するため、QOL、予後、医療経済的な観点からその進展抑制は極めて重要である。一旦顕性アルブミン尿を発症すると、rapid declinerとして腎不全へ移行する。
 糖尿病状態においては、SGLT2発現亢進に伴う尿細管糸球体フィードバック(TGF)機構減弱を介した輸入細動脈拡張が、糸球体過剰濾過や糸球体高血圧の一端であると考えられている。糸球体過剰濾過は糸球体係蹄内の内皮細胞障害のみならず、糸球体上皮細胞障害を惹起する。糸球体高血圧による糸球体係蹄の拡張は糸球体上皮細胞にストレッチ負荷を与え、糸球体上皮細胞の脱落をもたらすと考えられている。
 本講演では、顕性アルブミン尿を伴う2型糖尿病患者を対象としたSGLT2阻害薬の大規模臨床試験「CREDENCE」への期待も含め、SGLT2阻害薬の有用性や可能性を考察する。

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