Webセミナー
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糖尿病
糖尿病性腎症(透析)患者の血糖治療戦略
~血糖変動幅の縮小の重要性~
【ライブ配信】 2015年12月2日(水) 19:00 ~ 19:40(終了)
【オンデマンド配信】 2015年12月3日(木) 17:00 ~ 2015年12月11日(金) 24:00 (終了)
糖尿病性腎症(透析)患者の血糖治療戦略
~血糖変動幅の縮小の重要性~
【演者】
大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学・腎臓病態内科学 教授
稲葉 雅章 先生
糖尿病性腎症患者では腎機能低下に伴って空腹時や夜間の低血糖リスクが増大する一方、食後尿糖排泄低下による食後高血糖が招来され、血糖変動幅増大により血管障害のリスクが高まる。したがって治療コンセプトとして、低血糖リスクを増大させずに食後高血糖を是正する特有の難しさがある。グリコアルブミン(GA)は食後高血糖をHbA1cよりも正確に反映し、腎症患者での血糖指標として有用で、食後高血糖改善効果を、より正確に判定できる。
本講演では、糖尿病性腎症患者で、腎機能によって影響を受けにくいDPP-4阻害薬、超速効型インスリン製剤の有用性を持続血糖モニタリング(CGM)のデータを基にお示ししたい。